【OSPF】仮想リンク

マルチエリアOSPFでは全てのエリアがバックボーンエリアに接続している必要があります。

バックボーンエリアに接続ができない場合の対処法として仮想リンクを使用します。

下記の図ではエリア2がエリア0に接続されていません。RAとRB間で仮想リンクを設定します。






仮想リンクの設定には

「エリアID」と「ルータID」を指定します。

・コマンド

Router(config-router)#area {エリアID} virtual-link {ルータID}

*通過するエリアIDとリンクを貼る先のルータIDです。

そのため、このケースではRAに下記の設定

RouterA(config-router)#area 1 virtual-link 2.2.2.2

RBに下記の設定

RouterB(config-router)#area 1 virtual-link 1.1.1.1

以上で設定は完了です。