ネットワーク -BGP
外部ASネイバールータに対して自分へのASへの優先パスを示すためのアトリビュート属性です。 分類としてはOptional non-transitive(選択非通過)のため。 サポートしていなくても良いですがその場合は破棄します。 値は小さい方が優先されていてデフォルトは0…
BGPの設定において、各ピアに対しての設定を記述しますが、 ピアの数が多い時に効率化できるオプション機能がピアグループです。 (config)# router bgp 65000 #グループを定義(config-router)# neighbor Cisco peer-group #グループのメンバを定義(config-ro…
Cisco独自のパスアトリビュートWeightは経路情報を受け取る際に経路に重みづけができる。 この情報はローカルルータ上でのみ有効でネイバールータにアドバタイズしない。 冗長構成でISPと接続する場合などにどちらの経路から入ってくるかを指定したい場合な…
BGPのメッセージ種類と用途について説明します。 OPEN TCP通信が確立したのちにネイバー間で送受信される。 BGPセッションで使用される。AS番号やMD5認証情報などが含まれる Notification BGPセッションのエラーに使用されるメッセージ Update ルート情報の…
BGPには隣接関係の確立までに6つの状態があります。 Idle 初期状態。TCP接続を開始するとConnect状態になる。 Connect TCP接続の開始から終了までの状態。OPENメッセージを送るとOpen Sent状態になる。 Active Connect状態でTCP接続を失敗した場合、リトライ…
1.bgpのプロセスを稼働 2.ネイバーの登録 3.BGPテーブルにルート情報を登録する。 (Config)#router bgp 3000 (Confi-router)#neighbor 10.1.1.2 remote-as 4000 (Config)#router bgp 4000 (Confi-router)#neighbor 10.1.1.1 remote-as 3000 (Confi-router)#n…
BGPはネイバー関係を構築する際に下記のコマンドを設定します。 neighbor [ネイバーアドレス] remote-as [AS番号] 但し、ピアの確立のためには条件があります。メッセージの送信元/先のアドレスが下記の通り。 送信元アドレス・・出力インタフェースのIPアド…
1.bgpのプロセスを稼働 2.ネイバーの登録 3.BGPテーブルにルート情報を登録する。 (Config)#router bgp 3000 (Confi-router)#neighbor 10.1.1.2 remote-as 4000 (Config)#router bgp 4000 (Confi-router)#neighbor 10.1.1.1 remote-as 3000 (Confi-router)#n…
BGPの最適パスの選択にはパスアトリビュートが使われます。 Cisco独自アトリビュートのWeightを含めて選択アルゴリズムを解説します。 優先度の高い順に 「Weight」ローカルルータのみで有効。値が大きい方が優先。 「Local_Preference」内部ASの出口を示す…
Well-Known mandatory(既知必須)のパスアトリビュートについて Origin 経路情報の生成もとを示す属性です。iBGP eBGP incompleteの3種類。 これによって経路の優先順位が決まります。 優先順位の高い順にiBGP - > eBGP -> incompleteとなります。 確認コマン…
各ASにはICANNによって管理された一意の識別番号が割り振られ、これをAS番号といいます。 AS番号は16ビットの65535までの整数で表現されます。 IPアドレス同様に、AS番号はグローバルとプライベートで明確に使い分けられています。 グローバルASはインターネ…
ASの接続構成によって3タイプに分類できます。 ・スタブAS 他のASと1つのリンクのみで接続している。シングルホーム。出口に向けてデフォルトルートを設定するのみで良いためシンプル。 ・マルチホームトランジットAS 複数のASに接続している構成。トランジ…
パスアトリビュートは最適ルートを判断するために経路情報に付けられる値です。 状況に応じて追加・変更・削除が可能です。経路情報に必ず付けられているものとそうでないものがあり、 下記の通りカテゴリ分けできる。 Well-known mandatory 全てのBGPルータ…
・BGPのコミュニティとは 「この経路情報は他のASに通知しない」とか経路情報に色付けをして経路情報の操作をするための仕組み。 経路情報にCOMMUNITY属性の値をセットすることで経路情報をポリシー通りに操作できる。
BGPのパス選択
MED(Multi Exit Discriminator)は、外部ASのネイバールータに対して、自身のAS内への優先パスを伝える属性。 ・アトリビュート(属性)の分類はOptional non-transitive(選択非通過)になる。 ・異なるASのネイバールータからのルートについてMEDを比較する。…