【BGP】パスアトリビュートと分類
パスアトリビュートは最適ルートを判断するために経路情報に付けられる値です。
状況に応じて追加・変更・削除が可能です。経路情報に必ず付けられているものとそうでないものがあり、
下記の通りカテゴリ分けできる。
Well-known mandatory
全てのBGPルータが解釈し、アップデートに必ず付加しなくてはならない。
※mandatory = 義務的な
アトリビュートの例:ORIGIN・AS_PATH・NEXT_HOP
Well-known discretionary
全てのBGPルータが解釈するが、アップデートには必ず付加しなくてもよい。
※discretionary = 任意の
アトリビュートの例:LOCAL_PREFERENCE・Atomic_Aggregate
optional transitive
全てのBGPルータが解釈できるとは限らないが、その場合でも他のBGPネイバーに伝搬
アトリビュートの例:Aggregator・COMMUNITY
optional nontransitive
全てのBGPルータが解釈できるとは限らないが、その場合は他のBGPネイバーに伝搬しない。パスアトリビュートが解釈できない場合には削除される。
アトリビュートの例:MED・Originator・Cluster_list