【BGP】Well-Known mandatory

Well-Known mandatory(既知必須)のパスアトリビュートについて
 

Origin

経路情報の生成もとを示す属性です。iBGP eBGP incompleteの3種類。
これによって経路の優先順位が決まります。
優先順位の高い順にiBGP - > eBGP -> incompleteとなります。
 
確認コマンド
#show ip bgp
iBGPは「i」と表記されるBGP内部で生成されたことを示す
eBGPは「e」と表記される
それ以外は「?」と表記される。再配布など。
 
Originの値はルートマップによって書き換えができます。
(config)# route-map Origin
(config-route-map)# set origin [ egp | igp | incomplete ]
 
 

AS_Path

BGPのAS_PathはアトリビュートWell-Known mandatoryの一つ
送られてきた経路情報のAS_Pathに自身のASがあればループと判断して受け取らないことで。ループを防ぎます。
 
そのため
 
eBGPピアに経路情報を送る場合はAS_Pathに自身のASを「追加」。
iBGPピアに経路情報を送る場合はAS_Pathに自身のASを「追加しない」。