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【耐障害】StackWise設定

スタックの各種設定について。

プロビジョニング

オフライン設定機能を使用すると新しいスイッチがスイッチスタックに追加される前に、そのスイッチのプロビジョニング(設定の提供)を行うことができる。スタックメンバ番号、スイッチタイプ及びインターフェイスを事前に設定できます。
つまり、スタックメンバ2にするスイッチに前もってGi2/0/1ポートに設定を入れておくことができる。
スイッチスタック上に作成する設定をプロビジョニング済み設定と呼ばれる。スタックに追加され、設定を受け取ったスイッチをプロビジョニング済みスイッチと呼ばれる。
IOS Release 12.2(20)SE以降ではプロビジョニング済み設定が存在しない場合は、スタックにスイッチが追加されるときに自動生成される。※下記コマンドが自動生成される
(Config)#switch [stack-member-number] provision [type]
例.
(Config)#switch 2 provision ws-c3750-48ts
このコマンドによってメンバ2であればGi2/0/1、メンバ3であればGi3/0/1などスタックメンバのポートが追加される。

スタックから外す場合はプロビジョニング設定を外す必要がある。
(Config)#no switch 2 provision ws-c3750-48ts
これをしなければコンフィグ上でインタフェースGi2/0/1など不要な情報がのこってしまう。

プライオリティ

スタック内のマスタースイッチはプライオリティ値で決定される。
<Catalyst3750の場合>
1~15で設定可能。デフォルトは1。Ciscoではマスターにしたいスイッチに最も高いプライオリティ値を与えることが推奨されている。

・プライオリティ値の設定
(config)#switch [stackmember-number] priority [priority]
(config)#switch 1 priority 15

※再起動後にプライオリティ値に基づいてマスターを選出する。

スタックメンバ番号

スタックメンバ番号は1~9で認識される。
メンバ番号1のGigabitEtherの1番ポートはGi 1/0/1
メンバ番号2のGigabitEtherの1番ポートはGi 2/0/1の様に番号が割り当てられる。新規追加の場合、自動的に空いている若い番号が割り当てられる。手動でも設定可能。

・スタックメンバ番号の設定
(Config)#switch [current-number] renumber [new-number]
スタックメンバ1をメンバ3にする場合。
(Config)#switch 1 renumber 3

※設定変更後は再起動が必要
スタックメンバ1を再起動する。
#reload slot 1

スタックのMACアドレス

スタックスイッチのMACアドレスはマスターのMACアドレスとなります。
マスターが再起動などによってスタックメンバから外れた場合は、
別のメンバがマスターとなり、新しいマスターのMACアドレスがスタックスイッチのMACアドレスに変更されます。
運用上、MACアドレスがそう頻繁に変わってほしくない場合。
MACアドレス変更までの遅延時間、または変更しない、設定によって
「マスタが削除されてもMACアドレスを変更しない」
「再起動して5分以内に立ち上がればMACアドレスを変更しない」というような動きが可能になります。

(Config)#stack-mac persistent timer [time-value | 0]
MACアドレスが変更されるまでの時間を5分にする。数値を入れなければデフォルト4分となる
(Config)#stack-mac persistent timer 5
MACアドレスを変更させない。
(Config)#stack-mac persistent timer 0

確認コマンド

・スタックメンバ番号、プライオリティなど
#show switch

・スタックのネイバー
#show switch neighbor

・スタックのケーブル長、リンクステータスなど
#show switch stack-ports summary

・プライオリティ値の確認
#show switch detail

・スタックプロトコルバージョンなど
#show platform stack manager all